コンクリート3階建住宅
直しても直しても直らない雨漏り
以前にも雨漏りがあり業者さんになおしてもらってしばらくは止まっていたようですがまた再発。
おそらく完全には止まっておらず雨漏りの進行を遅らせただけですね。
結局原因不明で当社に連絡がありました。
コンクリート造は木造と違い雨漏りのルートが非常にわかりにくいです。雨水が躯体の表面を走らず仕上げと下地との間を走るケースが多く、雨水の侵入口と出口とが長距離になる事が多いです。またコンクリートは雨水を浸透させてしまうので、水滴が出てくるまで時間がかかり雨漏れか水漏れかの判断が難しいケースもあります。時期によっては結露の可能性もあります。
屋根裏の点検
雨水の侵入で仕上げが剥離しています。
最近の雨漏りではなく数十年少しずつ雨漏りしていたようです。
色んなところに剥離や白華現象がでていました。
屋上のどっかから雨漏りしている
雨水の侵入箇所を水掛試験で特定
屋上から雨漏れしている可能性が高いので、怪しいところから水掛試験をしていきました。
30分かけて30分様子をみて雨水が出なければ次の場所に水を掛けます。
見付けました。どーやらここから入っているようです。
防水の再施工
施工後水掛試験で確認
雨漏り箇所の防水を再施工しました。
水掛試験で雨漏れが止まったかを確認。ばっちり止まっていました。